皮膚の「たるみ」や「ヘタリ」を補強してリフト効果を狙います。 Vリフトはメスを使わない手軽さが人気のプチ整形なんです。
-「皮膚のたるみやヘタリを補強」するってどういうことでしょう?
例えば一枚の紙があります。これを手で横に持ってみてください 重力は常に同じはずなのに、見たとおり紙の質によって垂れ方が違ってくるでしょ
–確かにそうですね。シャンとした腰のある紙の方はあまり垂れません。薄っぺらな腰の無い紙はたくさん垂れますね
そうですよね。腰の無い紙は重力に負けてたくさんお辞儀してしまいます
–はい
顔の皮膚の断面の構造を簡単に描いてみますと 骨の上には顔の筋肉がありますよね。 そしてその筋肉の外側に脂肪層や真皮層、表皮といったようするに「お肌」がのっています。 この「お肌」がゆるんで、へたると多く垂れるわけですよ
–「ゆるむ」とか「ヘタる」ってどういうことなのですか?
筋層とお肌の間は固定はしてはいません。
–固定はしてないというと?
図のように層と層の間をコラーゲンでできた線維がつないでいるのです。そのコラーゲン線維には伸縮性があるんです。
–線維が伸びたり縮んだりすると?
はい、伸び縮みする線維でつながれています。だからお肌にはいわゆる「あそび」が
有りますよね。
–たしかに肌は四方八方に動きます。
手で引っ張るとあそびがあるので少し移動しますが、離せば元の位置に戻ります。コラーゲン線維でつながっているお陰でね。
–コラーゲン線維とたるみの関係はどうのような?
コラーゲン線維は年をとるとともに「線維の強度が落ちる」「線維の数が減ってしまう」「線維が伸びてしまう」ということがおこります。
–ゆるんでしまうという感じですか?
ゆるんでしまう。まさしくその通りです!すると・・・
–すると?
先ほどの紙の垂れ方の話を思い出して下さい。同じ重力なのに、紙の質によって垂れ方が違ったでしょ?
–なるほど!お肌もゆるむと重力に負けやすくなりますね。
そうですね。そこでVリフトの出番なのです。
–なんとなくVリフトの補強という意味がわかってきました。
Vリフトの糸でコラーゲン線維の「強度が落ちる」「数が減ってしまう」「伸びきってしまう」を補強してやるわけです。それによって重力に負けて垂れる度合いが減るのです。引き締まった感じになって小顔効果もあります。
–具体的にどうやって補強するのですか?
ゆるんだコラーゲン線維の間に糸をからめていくのです。そうやってゆるんだコラーゲン線維を強化します。そのために細い補強用の糸を埋めていくのです。 –糸を埋めるのは簡単なのですか? 鍼灸の時にも使われるような極細の針の中に細い糸が仕込んであって皮膚の中に簡単に埋め込めるように工夫してあります。一本埋めるのに1秒しかかかりません。自分のコラーゲン線維とからまるように糸は中でV字型に折れ曲がるように残るようになっています。 –だからVリフトという名前なんですね。でもそんな細い糸ではたして補強ができるのでしょうか? 一本や二本では弱い糸でも。五本、十本とまとまると結構な強度になるのです。ですからターゲットエリアにたいして基本的には二十本程度を埋め込みます。二十本埋め込むのに2~3分しかかかりません。独自の特注品ですからね。早いですよ。 –糸を埋め込んでも害は無いですか? 糸の太さ、長さは肌質に合わせて各種ありますが髪の毛より細い違和感や副作用のない細い糸です。もちろん害の無いように考えてあります。そして安全の為に糸は数ヶ月で溶けてしまうようにできています。 –えっ!溶けてしまうんですか!?
はい。害は無い糸といってもアレルギーの確率はゼロではありませんからね。安全の為に溶ける必要があるのです。名古屋美容外科では危険なので溶けない糸は絶対使いません。 –でも、溶けてしまうと効果が無くなってしまうのではないですか? ごもっともな質問ですね。糸が溶けても効果が残るようにちゃんと工夫があります。
–良かった!
糸が溶けるまでの数カ月間の間に「糸の周りには自分の体がコラーゲン線維をつくる」ように独自の工夫がしてあります。
–自分のコラーゲン線維をつくる。それは魅力的な話ですね。 本当に魅力ですね。自分のコラーゲン線維ですから当然アレルギーなどの心配はありませんし、糸が溶けた後も自分のコラーゲン線維は溶けずに残って補強を続けてくれます。
–それは頼もしいし嬉しい。 ここで名古屋美容外科だけのDGF療法の出番なのです。
–DGF療法ですか?自分の血液を使うやつですね? そうです。ご自身の血液を10CC採らせてもらってその場で成長因子を抽出します。その成長因子をVリフトの部位に作用させます。名古屋美容外科ではVリフトを受ける方のほぼ100%の方がこのDGF療法を併用されます。
–そこまで多くの人が何のために併用するのでしょうか? DGF療法は細胞を活性化します。当然コラーゲン線維の増殖も活性化します。
–わかりました!それならVリフト糸の周りにできるコラーゲンもたくさんできるからですね!! その通り。ですからDGF療法を併用することによってVリフト効果を増強させることができるのです。
–なるほどDGF療法を併用する人が多い理由がよくわかりました。 Vリフトをまとめると「ゆるんだコラーゲン線維の補強をして組織の垂れ具合をへらすのが目的」「糸は溶けるから安全」「糸が溶けた後も自身のコラーゲン線維が補強を続けてくれる」「自身のコラーゲン線維を多く作らせるためにDGF療法併用による細胞活性化がベター」ということです
–Vリフトはどんな部分に受けられるのですか? コラーゲン線維がゆるんできた場所ならどこにでも可能です。ホホのたるみ、口元のたるみ、目の下のたるみ、首のたるみなどの需要が多いです。その他に乳房のたるみにも効果がありますし、ヒップの垂れ具合を減らすこともできます。糸の本数は多いほうが補強効果が高くなります。
–腫れなどのダウンタイムはどうでしょうか? 糸を埋める針は鍼灸の太さ程度ですから自然に消えます。腫れや内出血は少しありますが皆さん上手にメイクでカバーされます。消毒など不要ですし、洗顔、入浴など日常生活に制限はありませんので困ることも無いですね。名古屋美容外科では最高品質の特注品を使っています。安物が出回っているので注意しましょう。