謹賀新年
昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年もスタッフ一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
名古屋美容外科
平田修人
謹賀新年
昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年もスタッフ一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
名古屋美容外科
平田修人
<今だけお得! “超高濃度ビタミンC点滴”
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“通常のビタミンC注射の50回分の超高濃度ビタミンC点滴”が!!
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【超高濃度ビタミンC点滴とは】
美肌や疲労回復、がん治療などの効果を得る、今注目のアンチエイジング療法です。
ビタミンCを点滴により血管から体内に直接注入する美容法です。
サプリメントなどの内服薬(600mg)に比べ、ビタミンCの血中濃度を約40倍と、
飛躍的に高濃度にすることができる療法です。
ビタミンCの効能と言われるメラニン色素の形成抑制(美白)、コラーゲン生成促成、シワやタルミの予防、
免疫力向上による疲労回復などの美容効果が期待できます。
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【がん細胞を死滅させる仕組み】
ビタミンC濃度が高濃度になると、がん細胞の周囲で鉄などの微量な金属と反応し過酸化水素を発生します。正常な細胞は、カタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するため影響を受けません。
一方、がん細胞の多くは、このカタラーゼ活性が低下している為、過酸化水素を中和出来ずにダメージを受けて、破壊されていきます。
高濃度ビタミンCが、がん細胞だけを破壊するのに対して、通常の抗がん剤は、正常細胞にもダメージを与えてしまい、骨髄障害、腎障害、肝障害、感染症など、重篤な副作用も出てしまいます。
高濃度ビタミンCは、抗がん剤でありながら、免疫力を高めるという、これまでにない理想的な抗がん剤と言えます。
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【アンチエイジングとしてのビタミンC療法】
人の細胞は、酸化して老化する過程で1日に1万~2万個が変異して、がん細胞予備軍になります。
超高濃度ビタミンC点滴は、そうした老化を食い止める、最新のアンチエイジング療法です。
さらに、がん患者が対象だけでなく、全身の細胞にアンチエイジング効果をもたらし、美肌効果を得る事が出来ます。
抗酸化作用がある超高濃度ビタミンC点滴には、シミや肝斑を改善する効果やコラーゲン産生の活性化により肌にハリ、キメをもたらす効果もあります。
多量に摂取しても心配はありませんが、その摂取法は重要です。
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【この点滴療法が受けられない方】
1.腎不全があり、透析中あるいは透析が必要となる可能性の高い方
2.心不全がある方や不整脈のコントロールが出来ていない方、浮腫、腹水のある方
3.G6PD欠損症(赤血球膜の酵素異常で、遺伝性溶血性貧血、日本人の0.1~0.5%)の方
4.ビタミンCに対し、過敏症のある方
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皮膚の「たるみ」や「ヘタリ」を補強してリフト効果を狙います。 Vリフトはメスを使わない手軽さが人気のプチ整形なんです。
-「皮膚のたるみやヘタリを補強」するってどういうことでしょう?
例えば一枚の紙があります。これを手で横に持ってみてください 重力は常に同じはずなのに、見たとおり紙の質によって垂れ方が違ってくるでしょ
–確かにそうですね。シャンとした腰のある紙の方はあまり垂れません。薄っぺらな腰の無い紙はたくさん垂れますね
そうですよね。腰の無い紙は重力に負けてたくさんお辞儀してしまいます
–はい
顔の皮膚の断面の構造を簡単に描いてみますと 骨の上には顔の筋肉がありますよね。 そしてその筋肉の外側に脂肪層や真皮層、表皮といったようするに「お肌」がのっています。 この「お肌」がゆるんで、へたると多く垂れるわけですよ
–「ゆるむ」とか「ヘタる」ってどういうことなのですか?
筋層とお肌の間は固定はしてはいません。
–固定はしてないというと?
図のように層と層の間をコラーゲンでできた線維がつないでいるのです。そのコラーゲン線維には伸縮性があるんです。
–線維が伸びたり縮んだりすると?
はい、伸び縮みする線維でつながれています。だからお肌にはいわゆる「あそび」が
有りますよね。
–たしかに肌は四方八方に動きます。
手で引っ張るとあそびがあるので少し移動しますが、離せば元の位置に戻ります。コラーゲン線維でつながっているお陰でね。
–コラーゲン線維とたるみの関係はどうのような?
コラーゲン線維は年をとるとともに「線維の強度が落ちる」「線維の数が減ってしまう」「線維が伸びてしまう」ということがおこります。
–ゆるんでしまうという感じですか?
ゆるんでしまう。まさしくその通りです!すると・・・
–すると?
先ほどの紙の垂れ方の話を思い出して下さい。同じ重力なのに、紙の質によって垂れ方が違ったでしょ?
–なるほど!お肌もゆるむと重力に負けやすくなりますね。
そうですね。そこでVリフトの出番なのです。
–なんとなくVリフトの補強という意味がわかってきました。
Vリフトの糸でコラーゲン線維の「強度が落ちる」「数が減ってしまう」「伸びきってしまう」を補強してやるわけです。それによって重力に負けて垂れる度合いが減るのです。引き締まった感じになって小顔効果もあります。
–具体的にどうやって補強するのですか?
ゆるんだコラーゲン線維の間に糸をからめていくのです。そうやってゆるんだコラーゲン線維を強化します。そのために細い補強用の糸を埋めていくのです。 –糸を埋めるのは簡単なのですか? 鍼灸の時にも使われるような極細の針の中に細い糸が仕込んであって皮膚の中に簡単に埋め込めるように工夫してあります。一本埋めるのに1秒しかかかりません。自分のコラーゲン線維とからまるように糸は中でV字型に折れ曲がるように残るようになっています。 –だからVリフトという名前なんですね。でもそんな細い糸ではたして補強ができるのでしょうか? 一本や二本では弱い糸でも。五本、十本とまとまると結構な強度になるのです。ですからターゲットエリアにたいして基本的には二十本程度を埋め込みます。二十本埋め込むのに2~3分しかかかりません。独自の特注品ですからね。早いですよ。 –糸を埋め込んでも害は無いですか? 糸の太さ、長さは肌質に合わせて各種ありますが髪の毛より細い違和感や副作用のない細い糸です。もちろん害の無いように考えてあります。そして安全の為に糸は数ヶ月で溶けてしまうようにできています。 –えっ!溶けてしまうんですか!?
はい。害は無い糸といってもアレルギーの確率はゼロではありませんからね。安全の為に溶ける必要があるのです。名古屋美容外科では危険なので溶けない糸は絶対使いません。 –でも、溶けてしまうと効果が無くなってしまうのではないですか? ごもっともな質問ですね。糸が溶けても効果が残るようにちゃんと工夫があります。
–良かった!
糸が溶けるまでの数カ月間の間に「糸の周りには自分の体がコラーゲン線維をつくる」ように独自の工夫がしてあります。
–自分のコラーゲン線維をつくる。それは魅力的な話ですね。 本当に魅力ですね。自分のコラーゲン線維ですから当然アレルギーなどの心配はありませんし、糸が溶けた後も自分のコラーゲン線維は溶けずに残って補強を続けてくれます。
–それは頼もしいし嬉しい。 ここで名古屋美容外科だけのDGF療法の出番なのです。
–DGF療法ですか?自分の血液を使うやつですね? そうです。ご自身の血液を10CC採らせてもらってその場で成長因子を抽出します。その成長因子をVリフトの部位に作用させます。名古屋美容外科ではVリフトを受ける方のほぼ100%の方がこのDGF療法を併用されます。
–そこまで多くの人が何のために併用するのでしょうか? DGF療法は細胞を活性化します。当然コラーゲン線維の増殖も活性化します。
–わかりました!それならVリフト糸の周りにできるコラーゲンもたくさんできるからですね!! その通り。ですからDGF療法を併用することによってVリフト効果を増強させることができるのです。
–なるほどDGF療法を併用する人が多い理由がよくわかりました。 Vリフトをまとめると「ゆるんだコラーゲン線維の補強をして組織の垂れ具合をへらすのが目的」「糸は溶けるから安全」「糸が溶けた後も自身のコラーゲン線維が補強を続けてくれる」「自身のコラーゲン線維を多く作らせるためにDGF療法併用による細胞活性化がベター」ということです
–Vリフトはどんな部分に受けられるのですか? コラーゲン線維がゆるんできた場所ならどこにでも可能です。ホホのたるみ、口元のたるみ、目の下のたるみ、首のたるみなどの需要が多いです。その他に乳房のたるみにも効果がありますし、ヒップの垂れ具合を減らすこともできます。糸の本数は多いほうが補強効果が高くなります。
–腫れなどのダウンタイムはどうでしょうか? 糸を埋める針は鍼灸の太さ程度ですから自然に消えます。腫れや内出血は少しありますが皆さん上手にメイクでカバーされます。消毒など不要ですし、洗顔、入浴など日常生活に制限はありませんので困ることも無いですね。名古屋美容外科では最高品質の特注品を使っています。安物が出回っているので注意しましょう。
DGF療法は自分の血液を使って細胞を活性化をする若返り療法です。今注目をあびている再生医療の一種とも言えますね。他院でも多血小板血漿療法(PRP療法)などの名称でしていますが、それらの最新改良版がDGF療法です。
—再生医療ですか?大変そうだし料金も高そうですね?
いえいえ、血液を10CC採血するだけ。その場ですぐに遠心分離器にかけて有効成分を濃縮して分離します。簡単だし時間も二十分くらいですよ。ですから高度テクニックな割には費用も安くなっています。
—それなら気軽に受けられそうです。どのような効能があるのでしょうか?
ひとことで言うと細胞の働きが活発化します。DGF療法は細胞の働きの応援団のような役割をしてくれます。
—応援団?
元々はスポーツ選手のケガ、例えばアキレス腱の断裂とか、膝の靭帯の障害といったスポーツ外傷からの復帰を早める研究からはじまりました。細胞分裂とか、コラーゲン線維の増殖とか、そういった細胞の働きを活発化するのを利用して傷が早く治るようにする。そのための応援団です。今では熱傷治療や骨の再生を早めるための応援団にも使われます。実は傷が治った跡の部分はそこだけ新しく合成されたのですから細胞が若いのです。
—それが美容医療に応用されるようになったのですね。
そうです。例えば開いている傷口がくっつくとか、傷口の肉が盛り上がって凹みが浅くなっていくとか、骨折が早くくっつくとか、そういった働きの応援団です。成長因子と呼ばれる各種の成分と白血球の働きがこういう修復を早める応援団になります。
—なるほど。ところでさっきから「応援団」という言葉に妙に力が入っているような。
良いところに気が付きました(笑)。「応援団」というところが実に言い得て妙な表現なのです。
—どういうことですか?
応援団って応援団だけでは役に立たないと思いませんか?
—うーん。確かに。応援団がポツンといるだけでは意味ありません。応援団がいても試合がないと出番が無いですよね。
でしょ。応援する対象が無いと応援団の意味が無い。(笑)
—ははあ、つまり、さっきの傷の修復や皮膚の再生とかが試合で、それを応援するDGF療法が応援団ということでしょうか?
その通り!試合があるから応援団の意味がある。何かイベントをやっている時、そのイベントの盛りあげ役になるといってもいいかもしれませんね。実はPRPは単独ではそれほど大きな働きはしません。このへんのことを知らない美容外科医も多いですけどね。(苦笑)
—なるほど。試合をやってなければ応援団も出番が無いですものね。
通常時でも組織は何かしら活動していますから活性化療法だけをしたとして全く効果が無いとは言いません。しかし特に高齢の方になると細胞の分裂や増殖の活動が少ないので応援効果もそれだけ少なくなるのです。
—それは残念ですね。では名古屋美容外科ではどのようにDGF療法を活かしているのですか?
例えば、ヒアルロン酸のしわ取り注射とかウルトラVリフト施術の時、あるいはクールタッチレーザーの時など、ほぼ全ての人がDGF療法を併用しています。
—試合と応援団、イベントと盛りあげ役の関係となるからですか?
そうです。たとえば当院使用のヨーロッパECマーク規格の高級ヒアルロン酸は吸収される前に周囲にコラーゲン線維の増殖を促す作用があります。ウルトラVリフトの時も特注の糸の周囲にコラーゲン線維が合成されます。クールタッチレーザーはもともとコラーゲン線維の増殖を促すレーザーです。
—わかりました!そのコラーゲン線維を合成するといことが「試合」で「応援団がDGF療法」なんですね!
その通りです。通常はヒアルロン酸が吸収された後は少ししかコラーゲン線維ができていないのですが、DGF療法を併用するとコラーゲン線維の合成力が増強されます。ですから1+1が2ではなく相乗効果をもたらします。また鍼灸で使うような特注の極細針を使いますから鍼によるツボ刺激効果で引き締まった小顔になる効果もみられます。
—DGF療法って実際どのようにするのですか?
まずシワ等のあるお肌の部分に麻酔クリームを塗っておきます。次に10CCの血液をいただきます。その時には多くの方はスーパーセレブCという世界的に流行している超高濃度ビタミンC点滴を受ける人が多いです。
—どうして同時に点滴なんですか?
採血した腕から逆に点滴できるので針を一回さすだけで済む。無駄がないの(笑)。しかもこの点滴は美容にも健康にもどっちにもいいので大人気。癌の人が元気になることもあるくらいです。
—美容だけでなく健康にも。それはいいですね。
採った血液は15分ほど遠心分離器にかけます。そして有効成分を濃縮抽出して使います。採血してからお肌に注入するまでの時間は二十分くらいですね。この二十分がうまくできていて、麻酔クリームが効いてくるまでの時間と同じです。
—それも時間に無駄が無いですね。
あとはヒアルロン酸注射やVリフト糸とハイブリッドさせて施術します。総トータル三十分もかかりません。しかもその間に先ほどのスーパーセレブC点滴が終わります。
—本当に時間に無駄がないんですね!(笑)
ところで他のクリニックではPRP療法、W-PRP療法、マイセルACR、セルリバイブジータ、プレミアムPRPとか色々な名前があるんですが、名古屋美容外科だけのDGF療法はどう違うんですか?
よく聞いてくれました。DGF療法には決定的な優位性があります。
—どう優位なのでしょうか?
他院の方法では全て抽出用のキットというものを使っているのです。名古屋美容外科のDGF療法だけはキットを使わず直接血液を濃縮分離できます。DGF療法のDはDirect(直接)のDなのです。ついでに言うとGFはGrowth Factor(成長因子)のGFです。キットを使わなくても直接成長因子など有効成分を分離できるという意味なのです。
—へえ、キットを使わない。そのことにどのような利点があるのでしょう?
実はキットの中には血液の変性を防ぐいろいろな添加物が入っています。こういった添加物は使いたくないんです。添加物によるアレルギーやショックの報告もありますからね。キットの場合は添加物を加えないと途中で血液が固まってしまうので添加物を使わないわけにはいかない。DGF療法は添加物ゼロで抽出します。
—なるほど。
利点はまだありますよ。感染を起こす確率がキットを使う場合より格段に低いのです。
—感染を起こす確率?どういうことでしょうか?
キットを使う場合は、まず注射器で採血してからキットに移す作業が必要です。この時が1つ目の感染の機会です。次に遠心抽出された分画をキットから大きな注射器で吸い上げる作業があります、これが2つ目の感染の機会。さらに肌に注射するための小さな注射器に小分けする作業が3つ目の感染機会です。特に2つ目の吸い上げる作業は熟練していても感染に要注意なんですよ。
—DGF療法はそういった感染機会が無いと?
DGF療法では採血した血液をダイレクトに遠心できるテクニックですからね。この特殊テクニックの開発は試行錯誤の連続で本当に苦労しました。血液は空気に触れると固まったり変性を起こします。ダイレクト遠心のDGF療法では血液を空気に触れさせないので変性を防ぐための添加物質が不要になったのです。そして感染の機会も激減しました。それとキットに移して、また吸い出す間に量的なロスも生じるのですが、それが無いのも良いところです。
—苦労したかいがあったですね!
それと一つ注意して頂きたいのですが韓国のメーカーなどの受け売りで合成された成長因子や成長ホルモンを使ったりする医師がいますが副作用の可能性が排除できないので名古屋美容外科ではご本人の成長因子以外は一切使わないようにしています。甘い言葉にご用心です。もう一つ日本赤十字から血小板を購入して使う医師も有るようですが問題外です。
—「目は口ほどにものを言い」とよく言いますが、目元の若返りについてドクターにお話を聞きたいと思います。
単純に一番人気は何かと聞かれれば、目尻・目の下などへのしわ取り注射ということになります。いわゆるプチ整形ですね。
—なるほど。
しかし目の上、つまり上まぶたの話になると「たるみを取り去る」若返りが一番人気です。
—伸びた皮を取り去るのですね。手術で取り去るということですね。
そう、注射では出来ない余った皮を取り去る手術です。やはり伸びてしまった皮は取り去るのが一番効果的です。ちょっと興味深いのですが、目の上まぶたのたるみは本人より他人目線のほうが目に付くのですよ。
—他人目線?どういう意味でしょうか?
自分が鏡を見る時ってけっこう目をパッチリ見開いたりして見るようにしているんです。瞬間的に表情を繕いながら見るんですね。それも正面からしかみない。だから他人目線よりしわやたるみに自分で気付きにくい。
—ふむふむ。正面からですね。
若い頃は真横から見ても二重のライン幅が見えていた人も、上まぶたがたるんでかぶってくると横から見た時二重のラインがかぶっちゃう。このことは自分で正面や斜めから鏡で見ても分かりにくいんです。
—なるほど。自分のことを他人目線で見ることは難しいですよね。他人の顔は横や斜め後ろから見ることが多いかもしれません。
そうでしょ。もう一つ大切なことは、皆さん生きていて周りとコミュニケーションしているでしょ?
—おしゃべりとかのコミュニケーション、当然していますね。
そういう時っていろいろ表情を変えますよね。
—笑ってみたり、しかめてみたり。
はい。そういう時、目元の年齢が素直に出るんです。パッと見では若そうに見えた人の年齢がバレたりします。微笑んだ時に目尻がクニュっと下がったり、自分では見られない目尻のシワが深く表れたりします。
—カラスの足跡みたいな?
そうですね。
—特に女性はこのカラスの足跡はいやですよ。
少しなら許せるけど深いのはイヤですよね。こういったシワ・たるみは上まぶたのたるみの影響が大きい。実は額の横じわや眉間の縦じわも上まぶたのたるみと大いに関係があります。
—額や眉間のシワにも上まぶたが関係するんですか?
まぶたがたるむと額の筋肉が上方向と内方向に縮んでいきます。上まぶたのたるみを相殺しようと無意識のうちにそうなるんです。
—なるほど。
だから上まぶたのたるみを取ってやるとそれに関連して顔全体の雰囲気がずっと若返る。ソフトイメージになる。それだけでなくシワの予防にもなるんです。
—具体的には上まぶたのたるみ取り手術はどのようにするのですか?
種類で言うと①ハイテク無切開 ②ハイテクプチ切開 ③ハイテク切開という三つになります。
—順番に解説していただけますか?
① のハイテク無切開はメスを使わず糸で止める方法です。メスは一切使わず二重のラインを利用して「たるみを畳み込むテクニック」になります。どうしても切りたくないとか、切る手術を受けたくても時間的な余裕がない方などの選択肢になります。若い人が二重まぶたにするのにロング・ライフテクニックというメスを使わない方法がありますがそれの応用です。ハイテク無切開はたるみが多い方用にラインを止める位置や強さがいろいろと工夫されています。
—①はメスを使わないと。
② のハイテクプチ切開は、今あるラインにたるみが覆いかぶさっているけれど「ライン自体はしっかりしている」方に向きます。ですから被ったたるみ部分を取り去って時計を逆戻りさせたようなイメージです。もちろんたるみを取り去るだけでは無くゆるんだ脂肪組織などの処理もします。ゆるんだ脂肪組織をそのままにしておくとボテッとしたゆるんだまぶたのままになってしまいますからね。
—②は実際にたるみを取り去るのですから切るわけですね。
そうです。①は切らずにたるみを畳み込むだけ。②③は実際にたるみを取り去ります。ですから若返り度は抜群ですよ。やはり基本は伸びて余った皮膚は取り去るのが一番効果的です。
—切らないと出来ないことがある、それには大きなメリットが有るのですね。③は?
③ のハイテク切開は上まぶたのたるみを取り去りながら「ラインのお仕立て直し」ができるテクニックです。①②③の三種の中では③を受けられる方が一番多いですね。
—ラインの仕立直しと言いますと?
先ほどの②は「ライン自体はしっかりしている」方に向く方法と言いました。実はまぶたが老化してくると二重のライン自体も老化してきます。二重になる力が緩んだり、ぼやけたり、浅くなったりしてライン自体が老化してくる。ですから年齢が増すほどライン自体がゆるんできます。そういった方のラインの補正をしながらたるみを取り去るのです。③はラインをもっと広くするなど自由度が高い方法です。
—狙いはよくわかりました。
眉毛のすぐ下でたるみを切り取る手術方法もあると聞いたことが有りますが?
ありますよ、大昔からね。中国では結構やりますね。中国人は眉毛ごと取り去ったりする場合もあります。民族性の違いですかね。しかし日本人には二重のラインで切開するほうが絶対向きますね。
—どうしてですか?
先ほど老化は皮膚がたるむことだけでは無いと言いました。
—上まぶたの内側老化もあるという話でしたね。
そうです、だから②の場合でもラインはしたてなくても緩んだ脂肪などの処理が必要なんです
—なるほど、眉毛の下を切って引き上げる方法ではそれはできないですものね。
そういうことです。だから基本的に眉毛下切開は出番がないですね。
—目玉に近いところですが大丈夫ですか?
ははは、目玉には全く関係ない、あくまで皮膚の話(笑)。当然視力とかにも無関係ですよ。
—わかりました。ところで切ってたるみを取り去るということがとても大変そうに思うのですが・・・。
そう思うでしょ?実際は皆さんが思っているより全然大したこと無い、楽です。部分麻酔で片側二十分程度のことです。麻酔と注射針を工夫していますから麻酔の痛みも3秒位です。本当に大したこと無いんです。
—そうなんですね。手術後はどうですか?
少し冷やして休んで、帰りにはメイクしていただけるよう縫い方も工夫しています。帰りに寄り道などしても第三者には分からないですね。洗顔、入浴まったくかまいません。術後の痛みもありません。②③は抜糸が有りますが糸もほとんど他人には目立ちません。抜糸も痛くないですよ。
—大変かと思ったらそうでもない?
抜糸の時に皆さんの感想を聞くと手術前に抱いていたのとのギャップに驚いたとおっしゃいますね。長く切ることに躊躇していてやっとの思いで受ける方も多いのですが、もっと早く受ければ良かったと思われるようです。
—そうなんですね。実際どれくらいの年齢の方がこういった上まぶたのたるみ取りを受けられますか。
上まぶたのたるみ取りは三十代の方から受けられています。もちろん上限は無し、九十代のご婦人も普通に受けられています。年齢層が上がるほど①→②→③の選択が増えますね。
—たるみが多くなるからそうなりますよね。
実はこの目の上のたるみ取りには人気のアフターメニューがあるんですよ。
—アフターメニューですか?何だかデザートみたいですね?(笑)
そう「目尻プチ」と言ってとっても美味しいメニューです(笑)。上まぶたのたるみを取ると目元が若返ります。これだけで終了しても十分ハッピーになってもらえるのですが、この数カ月後にさらに贅沢に目元を若返らせるのがこの目尻プチです。
—えっ!さらに若返る?どういうことでしょうか?
たるみを取ったところと取っていないところには必ず境ができますよね?
—はい。どこかに境がありますね。
その部分は微妙なひずみができます。もちろんこのひずみが小さくなるように切除の仕方や縫い方を工夫していますから第三者には分からない話ですがね。縫った部分の皮膚というのは最初は少し硬いんです。時間が経つと段々馴染んで柔らかくなります。柔らかくなった頃にひずみを取り去りながら更に外側のたるみを取ってやるんです。
—たるみ取りの範囲をもう少し欲張ると?
その通り。「だったら最初から欲張ったらいいじゃない!?」と思うかもしれないけれど、傷の長さを考慮すると最初からは出来ないのです。
—一度でできないことも二度に分ければできるみたいな?
その通りです。より自然さを求めるために二つのステージに分ける。皮膚が馴染んできたからできることなのですよ。しかもこのこのアフターメニューの所要時間は両目で10分程度。縫っていることも解らないぐらいのテクニックで効果抜群、とても喜ばれます。
—10分で跡も目立たないのですか、それはいいですね!
〓〓〓〓〓切るのが怖い人でも受けられる切る手術!?〓〓〓〓〓
皆さんの中には「切る手術は絶対に絶対にイヤ!」と言う人がいるはずです。
—でしょうね。
じつは目尻プチはそういう絶対切りたくない人にウケが良い切る手術なんです(笑)。
—切りたくない人にウケる切る手術ですか?
はい、チョットしか切らないのがミソなんです。目尻プチは本来②や③といった上まぶたたるみ取りをしてからアフターメニューとしてするのですが、切りたくない人でも受けられる特徴を活かして先ず目尻プチから受ける人も多いんです。
—なるほど、それぐらい怖くない手術ということなんですね。
順序を逆にして先ずは怖くないことを実感してもらう。一種のお試し感覚でしょうか。目尻プチだけでも笑った時などの目尻の垂れ具合が全く変わりますからね。とても若返り効果があるんですよ。この目尻プチで切る手術も平気だと身を持って悟っていただけますから今まで「切るのだけは絶対怖い、したくない!」と言っていた人が考えを変えて、②や③に移られますね。
—なるほど、目尻プチは切るのが怖い人への安心メッセージになっているんですね。
—目元の若返りの一番人気は上まぶたのたるみ取りということでしたが、上まぶたの次は下まぶたということになりますね。
そうですね。上まぶたの方が腫れが少なく第三者に知られにくいので、まず上まぶたからする人が多いんです。上まぶたが若返ったら次は当然下まぶたですね。
—下まぶたの若返りというとやはりたるみを縫い挙げるということでしょうか?
そうですね。皮膚が伸びてたるんでいる場合は縫い挙げる方法が一番効果的です。
—どこから伸びたたるみを取り去るのですか?
上まぶたの場合は基本的に二重のラインを利用して取り去りました。縫った跡がすぐわからないようになります。
—はい。
下まぶたの場合は二重のラインが無いので、目の下の微妙なしわの線を利用します。下まぶたのところにも少しまつ毛が生えていますが、そのあたりになります。
—できるだけ跡がわからないように工夫しているのですね。
はいそうです。傷跡は時間とともに薄くなってわからなくなります。
—上まぶたのたるみ取りでは三種類の手術方法がありましたが下まぶたの場合はどうでしょうか?
下まぶたのたるみ取り手術も ①ハイテクプチ切開法 ②ハイテク切開法 ③ハイテク固定法と三種類あります。
—①は小さくしか切らない、②は普通に切る、と大体想像がつくのですが③のハイテク固定というのは?
③ハイテク固定法はたるみが強い場合やゴルゴラインとよばれるたるみのライン目立たなくしたい人向けのテクニックです。
—ゴルゴライン?
漫画のゴルゴ13みたいな目の内側から斜め下方向にできるしわのラインです。本当はラテン語の医学名が有るのですけど、日本ではゴルゴラインというとわかってもらえるようです。
—ゴルゴ13の顔のあの斜めの・・・確かにわかりやすい(笑)
③ハイテク固定は引っ張り挙げる力を強くするため見えないところで技が使われているんですよ。
—見えないところで?
下まぶたのたるみ取り手術では切り取る皮膚量を欲張るとアカンベーになってしまう恐れがあります。アカンベーにならないようにたるみをたくさん取り去る特殊テクニックがハイテク固定法です。目尻の外側方向にたるんだ皮膚を引っ張りながら固定するんです。
—なるほど③は引っ張る力が一番強い。①②③の順にたるみを取り去る量が増えるわけですね。傷跡などは心配ないですか?
最初はメイクでカバーするようにしてもらいます。洗顔や入浴なども普通にできますから生活に不自由を感じることは無いと思いますからメイクが上手な人は外出しても平気なようです。は時間がたてばたつほど気にならなくなりますよ。
たるみに関しては①②③の方法で対処できるのですが、目の下の若返りに関してはもう一つ重要なことがあります。
—もう一つ重要なことというと?
目の下はたるみ以外に「目袋」という老化をともなう人が多いんです。
—目袋ですか。言葉は聞いたことありますけど・・・今ひとつ意味が分からないのですが。
目の下のところがブクっと袋のように膨らんだ状態を目袋といいます。この目袋というのは元々下まぶたの奥にあった脂肪のクッションがゆるんではみ出している状態です。
—???脂肪のクッションがゆるんで?それがはみ出すんですか?
はい。下まぶたの奥には脂肪のクッションがあるんです。この脂肪のクッションは皮下脂肪とは違って、太ったとか痩せたというのとは関係がありません。
—へえー、脂肪のクッションねー。そんなのがあるんですね。それがはみ出すってどういうことでしょう?
クッションの構造を思い出して下さい。布の袋の中に綿が詰められていますよね?
—はい。確かにクッションってそういうものですね。
老化というのは言葉を変えると「ゆるみ」なんです。年取るとあちこちがゆるんでくるんですね。するとこのクッションの袋自体もゆるんでくる。
—綿を詰めてある袋が・・・ゆるんでくる。
そう。袋がゆるむと今までキュッと締まっていたクッションが膨らんじゃうでしょ。
—はい、袋がゆるむと綿がはみ出て膨らんだふうになりますね。
下まぶたの奥のクッションにそれが起こると目の下の皮膚を外側に押し出すことになります。
—なるほど。それで目の下が押し出されて膨らんだようになる。目袋というのはゆるんだクッションのせいなんですね。目袋の意味がよーくわかりました。
目の下の若返りには皮膚のたるみと目袋という二つの問題に対処する必要があります。たるみに関しては縫い挙げる。目袋に関してははみ出した脂肪を取り去る処置です。ですから①②③それぞれに目袋取りを併用する場合が多いですね。
—目袋取りというのはゆるんではみ出している脂肪の処置ですね。それを同時に?
そうです。入口が同じなので目袋取りとたるみ取りが同時にできるのです。併用しない手はありません。目袋だけの処置だけが必要な場合は下まぶたの内側からすることもできます。
—内側からですか。見えないところからということですね?
はい。内側からなら全く見えません。目袋の処置だけで良ければこれでOKです。ただ目袋の処置のみというパターンは少数派ですね。
—少数派?
目袋の問題がからむ人のほとんどがたるみの問題もからんでいますから。
—老化ですから、ほとんどの人がそうですよね?
ですね。たるみの多い人が目袋の処置のみをしたのでは目の下が微妙にしぼんだようになりますから。
—腫れなどといったアフターとかは大丈夫でしょうか?
上まぶたのたるみ取りは思ったほど目立たないという話をしました。いっぽう下まぶたは皮膚が薄いので腫れや内出血が出やすい場所です。軽く済ませたい人の場合は①のハイテクプチ切開法にしてもらえば腫れも少なめです。②のハイテク切開法では目の下に数日間テープを貼って貰う場合もあります。③ハイテク固定法の場合腫れも10日位の余裕をみてもらう場合もあります。美容の手術というのは一人ひとり特注なんです。だからその人その人一人ひとりのニーズに合わせるようにします。実際に切る長さも一人ひとり話し合って細かく調整します。
—なるほど、一人ひとり特注なんですね。特注になるほどドクター平田のワンドクター主義がモノを言いますね!
はい、とても神経を使うところですがとても重要なことです。チェーン店式のクリニックではできないでしょうね。
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2021.01.05
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目の若返り一 上まぶたのたるみ取り